デジカメのしくみ

デジタルカメラについて撮影技法やその仕組みなどを学んでいきます。

カテゴリ: 知識

2023年3月2日(木)に「写真が上手くなる100のルール テクニック編改訂版」(定価:1900円(税込)」が発売されました。

「カッコいい写真にするための100のワザ

ワン・パブリッシングが発売しているONE CAMERA MOOKの人気シリーズのひとつで、数えればキリがないほどある様々な撮影テクニックや知識から、毎々テーマに沿った100のポイントを厳選しており、すぐに使ってみたい実践テクニックや知っておきたい撮影ノウハウをわかりやすく解説されています。

注)本書は、2019年9月に学研プラスから刊行されたものを改編した内容となっています。

本書では、撮影テクニックがわかるために必要となるカメラの基本的な機能を冒頭で解説、「ボケ表現」「露出と光線」「シャッター速度」「ホワイトバランスと色彩」「レンズワークと構図」「ISO感度とフラッシュ」「カメラの各種機能」といったテーマ別に、テクニックを活かすための100のルールが解説され、写真と解説は、様々な分野で活躍している20人のプロカメラマンが担当しています。

主な解説

スマホで撮るのは難しいけれど、一眼カメラであれば、より簡単に撮れる「ボケ」。

背景をぼかしたポートレート写真や、ふわっとした色合いのボケに挑戦したい花撮影、イルミネーションの光がきれいにぼやけた夜の撮影などなど、「ボケ表現」を活かしたい撮影シチュエーションは様々で、これらボケ表現を簡単にマスターすることができるテクニックを、18のルールで解説されています。

写真を明るいイメージに仕上げるのか、ややダークで印象的な雰囲気に仕上げるのかなど「露出と光線」に関する16のルール、止めるかブラスかなど「シャッター速度」に関する14のルール、自分好みの色味に仕上げるために知っておきたい「ホワイトバランスと色彩」に関する14のルール、様々な交換レンズを駆使して表現する「レンズワークと構図」に関する11のルール、絞りやシャッター速度のコントロールに大きく関わる「ISO感度とフラッシュ」、流行りの星景写真撮影などで役立つ「カメラの各種機能」に関する14のルールと、そのまま活用したいテクニックをわかりやすく解説しています。

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デジタルカメラの画質の善し悪しを左右する最も大きな要因は、イメージセンサーで、日本語では「撮像素子」と表記されていたりしますね。

一般的にこのイメージセンサーが大きければ大きいほど綺麗な画質が得られやすく、ボケ味も強く出すことができます。

さて、現在、デジタル一眼カメラには、このイメージセンサーが主に3つに区分されます。

  1. 35mmフルサイズ
  2. APS-Cサイズ
  3. フォーサーズ
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中でも一番大きなサイズとなる35mmフルサイズは、一般的にはフルサイズと呼ばれ、これはこれまでのフィルム式カメラの頃に一般的に利用されていた35㎜フィルムと同じサイズなので、こう呼ばれます。

APS-Cというのは、デジタルカメラの標準サイズといってもよく、フィルム式カメラの時代に流行ったカセット型フィルム「APS-C」と同じサイズであることからこう呼ばれます。

フォーサーズは、オリンパスとコダックが中心となって規格化されたデジタルカメラ専用の規格となっていて、この中では一番小さいものとなります。

冒頭にもあるようにイメージセンサーが大きいほうが画質がよく、ボケ味もよく出るので、こちらのサイズのカメラを買えば間違いなし!!!
と言いたいところなのですが、デメリットもあり、イメージセンサーが大きい分、カメラ自体のサイズも大きくなりがちですし、交換レンズもイメージセンサーに合わせて大きくなるわけですから、持ち運びや機動力などが落ちてしまううえ、カメラやレンズ自体の価格がほかのものに比べると高くなります。

つまり、いい画質の絵を撮るためには、カメラ、レンズのサイズが大きいうえ重さもあり、お値段も高くなるということです。

ですのでカメラを購入する場合は「いい絵が撮れる」という部分に焦点を置かず、どのようなシーンでの撮影が多いのかをよく考えてから、購入するといいでしょう。

撮影スタジオで撮ったり、野鳥や風景を撮りに車などを活用するのであれば、フルサイズのほうがいいのでしょうけど、運動会や子供の成長期を撮り続けるような場合は、外に持っていくことなども考慮すると、フルサイズはちょっと大きすぎるような気もしますし、日常であれば、絵の美しさよりも、持ち運びやすい機動力を取ったほうがいいかもしれません。

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デジタルカメラの世界には様々な用語があって、とっつきにくい部分もあったりします。

その一例が、DCFとExifで、これらはデジタルカメラで撮影した画像やメディアをより有効的に活用するためのルールやガイドラインとなっており、デジタルカメラ用の標準システムフォーマットとして「DCF」、画像ファイルフォーマットとして「Exif」があります。

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この「DCF」の標準化によって、あるデジタルカメラで撮影した画像をメディアに保存し、それを別のデジタルカメラで再生したり、追加撮影することができるようになりました。

DCF

「Design rule for Camera File system」の略で、日本語にすると「カメラファイルシステム用に作られて設計規定」とちょっと堅苦しくなるのですが、これはデジタルカメラで撮影した画像を、メモリーメディアを介し、いろんな機器で利用できるように策定されたものです。

つまり、互換性を維持するための規格なわけです。

「DCF」のフォルダ構成は、「DCIM」というフォルダの中に「サブフォルダ」という構成になっているのですが、この「サブフォルダ」には所定の番号を含まなければならず、前3桁には所定の文字、そしてそのあとに任意の5文字という構成になっています。

Exif

「Exchangeable Image File Format」の略で、1994年、富士フイルムによって提唱されたデジタルカメラ用の画像ファイルフォーマット規格で、JPEGファイルやTIFFファイルの拡張フォーマットとなっており、大きな特徴としては、撮影に関する情報が付加されるとともに、サムネイル画像も作られることです。

撮影に関する情報としては、撮影日時やシャッタースピード、レンズの絞り値などで、さらに画像を正しく再生されるための情報として、圧縮モード、色空間情報、画素数などが付与されています。

ちなみに付与されるサムネイルのサイズは「160x120」となっています。

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