キヤノンが、1台のカメラから複数の画像を生成する技術を開発し、2022年春をメドに提供するのだそうですね。

これはビデオ会議などでの使用を見込んでいて、実際に会議に参加しているのと近い感覚を得られるようにするのだそうで、ラスベガスで開幕したテクノロジー見本市「CES」の会場で発表されました。

AMLOS

キヤノンUSAの小川一登社長は記者会見で「新型コロナの流行を機に顧客のニーズが変化しており、企業は迅速に対応する必要がある」と述べ、新たに開発した技術は「AMLOS」と呼び、会議室に設置したカメラなどから同時に複数の画像を取り出せるようにし、ホワイトボードの前で説明する場面を撮影した場合、ホワイトボードだけを映した画像と説明者に焦点を当てた画像を別々に表示し、臨場感を高めるといった効果を見込んでいます。

ビデオ会議では参加者を撮影するカメラは1台であることが多く、視点を切り替えることができずに画面が単調になりがちで、マイクロソフトが提供する職場向け協業アプリ「Teams(チームズ)」と連携させ、今春にも利用できるようにするのだとか。

また同社のデジタルカメラやスマートフォンを使い、手軽に3次元(3D)映像によるコミュニケーションをはかれるようにするソフトウエア「Kokomo」の開発を進めているのだそうで、市販のゴーグル型の仮想現実(VR)端末と組み合わせて使用することを想定し、年内の発売を目指しています。